正しい昼食〜仕事のパフォーマンスをあげるためには〜

論文

仕事中に食べる昼食。何を食べるかで午後のパフォーマンスが変わってきますよね。

どんな昼食を食べるとパフォーマンスが上がるのか論文から見ていきましょう。

タンパク質や食物繊維中心の食事

1日の仕事時間が成人の食事内容に与える影響「James E. Painter, et al. (2015). The Effect of the Workday on the Nutrient Content of Adults’ Eating Occasions. Nutrition Today, 50(2), 70-75.1」

仕事中の食事における栄養素の摂取状況について調べた研究です。研究結果として、仕事中の食事において、脂肪や糖分が過剰に摂取され、タンパク質や食物繊維が不足している傾向があることが示されました。また、ランチタイムに食事をとる人は、栄養素のバランスがよく、より良いパフォーマンスを出すことができることが示唆されました。この結果から、仕事中の食事において、栄養素のバランスを考えた食事選択が重要であることが示唆されました。

つまりは、ラーメンや、揚げ物ではなく、肉やサラダを中心としたメニューしたほうがいいということですね。

 

断食

断続的エネルギー制限が心血管代謝指標に及ぼす影響Adrienne R. Barnosky, et al. (2017). The Effects of Intermittent Energy Restriction on Indices of Cardiometabolic Health. Research Quarterly for Exercise and Sport, 88(4), 412-421.

インターミットント・ファスティング(断食)によって、仕事中のパフォーマンスに影響があるかどうかを調べた研究です。研究結果として、インターミットント・ファスティングを実施することで、体重やBMIの低下、血圧やコレステロール値の改善が見られたことが示されました。また、仕事中のパフォーマンスに関しても、インターミットント・ファスティングを行ったグループは、エネルギーレベルが安定し、集中力や記憶力が向上したことが示されました。この結果から、インターミットント・ファスティングを取り入れることで、仕事中のパフォーマンスに良い影響を与えることが示唆されました。

つまりはあえての「断食」を行うとパフォーマンスが上がるということですね。確かに忙しくて昼食を抜いてしまった日はお腹は空きますが、眠気はないかもしれません。

 

まとめ

以上のことから昼食にお腹いっぱいラーメン、どんぶり、定食を食べるよりは、肉、サラダメインの食事あるいは、何も口にしない選択肢もあり?ということですね。昼食後パフォーマンスが上がらない方は参考にしていただければと思います。

 

 

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